もう平成28年も2月。前回より1年以上もブログの更新をしておりませんでした(汗。
おかげさまで平成27年はなんだかんだで公私共々忙しくしておりました。
いや、だからといって更新をしなくてもいいという言い訳にはならんのですが・・・。
解析をみると、定期的にご覧になっている方もおられるようですし。
ここでたまったネタを小出しにしながら、ちょっとずつマイペースで更新します・・・。
遡ること1年前の平成27年2月、除雪トラックの入れ替えをしました。
写真の車両、HPでも紹介しているのですが夏場はダンプ、冬場は除雪トラックとして平成12年から当社で活躍してくれていた車両です。
馬力も衰えず、フレームに腐食もみられずと、修理さえすればまだまだ乗れたんですが、結構な大手術が必要になりそうな修理箇所も出てきました。
そんなときにお世話になっている自動車屋さんの会長から電話が。
「長野に中古1台おるがやけど、どや?見るだけ見てみるか?。ふそうやわ。綺麗なクルマでの。おお、値段はな・・・(会話原文のまま)」
最初は金額もあってあまり乗り気じゃなかったんですが、とりあえず見に行って来ました。
はるばる長野は駒ヶ根まで。
皆さんご存じかどうか分かりませんが、こういった特殊車両の中古はなかなか出てきません。
まして、ダンプ形状の除雪トラックなんて、年々数が減っています(近年の除雪トラックは荷台部分がフラットなウエイトタイプが主流です)。
そしてこういった車両は公共団体の払い下げが多いのですが、近年は耐用年数を過ぎても使用される傾向があって、ますます良質な車両が減ってきてます。
まあ、これも一つの出会いかと自分に言い聞かせ、購入を決めました。いや、本当に清水の舞台から3回くらい飛び降りる感じでしたが(笑。
写真は改造やら塗装が終わった状態ですが、この子がやってきました。
先の車両も良かったんですが、やはり泣く子も黙る(と言われる)三菱ふそうです。
トルクの固まりのようなエンジン出力と、自然とやる気になる叩き出すようなV8の排気音。
不整地でも、どこまでも入っていけると錯覚する強い駆動力と、最適な前後の重量バランス。
適度にフレームがしなってくれるので路面追従性もよく、乗り心地も(この手のクルマとしては)結構いい。
・・・、途中からマニア領域に入ってしまいましたが、かなりイイです。
肝心のプラウはチェーンつり下げ型なので、圧雪には弱いかなと思ってましたが、適度な重量もあって取り越し苦労のようでした。
これからガシガシ使い込んでいきたいと思います。
最後に
2台そろって記念撮影を。
駄菓子菓子!この後に思いもしなかった事態がおきました。
UDの方は紆余曲折を経て、パキスタン人のバイヤーさんが買っていきました。
バイヤーさんが引取に来て、100mほど走って行ったかと思ったら戻ってきて一言、「コンナ大キナクルマ、ウンテンデキナイネ。ボクノ会社マデ、ウンテンシテクレナイ?(会話原文のまま)」。
びっくりやらおかしいやらで思わず倒れそうになりましたが、最後の思い出にバイヤーさんのヤードまでカイソウ、いや回送しました。バイヤーさんとの片言の会話に少しビビリながら(笑。
ちなみに、アフリカあたりは道路も未発達で、こういった総輪駆動車は一定の需要があるらしいです。
いまごろ、彼の地で走ってるかな・・・。